セドリで収入
Posted at 07/02/20 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
「セドリ」とは、古本屋などをめぐり、相場よりも安い価格で店頭に並んでいる本を仕入れ、適正価格で買取る別の本屋に転売すること、およびそれを行なう人のことである。
価値ある本を見つける眼力や他店での買取り価格の読みなど、セドリで儲けるには、相当の知識と経験が必要になる。シロウトが簡単に手を出せる世界ではないというのが長年の常識だった。
しかし、ネットオークションの登場で状況が大きく変化した。ネットオークションというとまず「Yahooオークション」が頭に浮かぶが、古本に関してはオススメできない。シロウトが簡単にセドリを行なうなら、販売チャンネルはアマゾンの「マーケットプレイス」が断然お得。アマゾンでの古本の相場は、よほど値崩れしたものでない限り、定価の半額以上。手数料(成約料100円と販売価格の15%)を差し引いても、定価の1/5以下の落札価格しか付かないヤフオクより利益が出るのは間違いない。
当然、アマゾンとヤフオクの相場の差を利用しない手はない。仕入れはヤフオクで、販売はアマゾンで、という具合に商品を動かすことによって差額を稼ぐことが可能になる。また、ヤフオク以外の仕入先としては大型古書店のブックオフのワゴンセールなどもおすすめだ。1冊105円の叩き売り本を大量に仕入れ、アマゾンに出品すれば、それなりの稼ぎが得られる。
もちろんシロウトとはいえ、売れ筋の読みも若干はしなくてはならない。狙い目としてはまず、自分の蔵書を処分するなら新刊本は早急に売り払ってしまおう。新刊なら値崩れもなく、定価の7~8割の価格で売れるはずだ。安く仕入れて高く転売するなら、現在ヒットしているベストセラー本やタレント本だ。どちらもヤフオクや古書店では値崩れしやすいが、アマゾンでは話題性のあるうちなら売れる。また、新品と古本が並列で売られているアマゾンでは、購入者が「定価」を目安にする傾向があるため、定価の高い専門書やムックなども効率よく稼げるアイテムになる。
古本の転売には最適なアマゾンだが、例外はある。初版や絶版などのプレミア性のある本は定価を目安に固定価格で売買されるアマゾンには向かない。またアマゾンでは1冊ずつの販売しかできないのもネック。初版、絶版、全巻セットは価格の上昇が見込めるヤフオクや楽天などで売るのが得策だ。
